皆さん、筋膜って聞いたことありますか?
私達の身体は骨格にたくさんの筋肉が付いています。その筋肉は薄い膜で覆われています。そして筋膜が覆っているのは筋肉だけでなく、骨、内臓、血管、神経などあらゆる組織を包み込んでいます。 つまり、人体は筋膜という容れ物で中身を傷付けないように包まれているのだそうです。
先日、筋膜リリースの勉強会に参加しました。
そこで体験したのが、「おでこをほぐしただけで前屈が深くなる」という不思議な出来事。
身体のつながりを感じるほど、自分のケアがちょっと楽しくなります。
今回はその時の学びと、日常に取り入れやすい筋膜リリースの方法をまとめました。
おでこをほぐすだけで前屈が深まる!?
お勉強会では、まず全員で前屈をしてみました。
スッと床に手がつく人もいれば、「イタタタ(>_<)」と膝下あたりで止まる人も(笑)
その後、インストラクターの先生から
「おでこに両手を当てて、指の腹で優しくマッサージしてみましょう」と説明があり、
みんなでおでこをマッサージ〜⤴️
そして再び前屈してみると…
あら不思議! さっきよりも前に倒れるではありませんか😮
おでこから背中、かかとまで筋膜はつながっているため、
おでこを緩めるだけで背中や脚まで動きやすくなるそうです。
身体って本当に奥深いですね✨

「動く関節」と「支える関節」
先生の話で印象的だったのがこちら👇
| 動く関節 | 支える関節 | 
|---|---|
| 首 | 胸椎 | 
| 股関節 | 膝 | 
| 足首 | ― | 
動く関節は「良く動くように」。
支える関節は「動きすぎないように」。
このバランスが崩れると、痛みの原因にもなるそうです。
交互に配置されていることにも、人の身体の精巧さを感じますね。

筋膜リリースのやり方
- ローラーを転がす
ローラーの上に体を乗せて転がします。
体重を腕や足で支えて圧を調整。痛すぎないようにしましょう。 - 身体をずらす
ローラーは動かさず、身体を少しずつ動かします。
前ももに当て、足を内外に動かすのも◎ - 関節を動かす
ふくらはぎに当てて足首を曲げ伸ばし。
お尻に当てて股関節を開いたり閉じたり。 - その他
*仰向けで片方の足のふくらはぎに当て、もう片方をその足の上に乗せて重しにし、転がす。
*仰向けで肩甲骨にローラーを当て転がす。膝は立てて行う~等 - お勧め部位
肩甲骨、首、前もも、裏もも、脇の下、二の腕、脇腹等工夫して。痛気持ちいい範囲で行いましょう 


注意点
・1ヵ所につき5〜30秒以内
・関節の上に乗せない
・呼吸を止めない
・脱力する
・炎症や怪我のある部位には使わない
・持病のある方は医師に相談を
筋膜リリースの効果
- 筋肉や組織が柔らかくなり、動きやすくなる
 - 感覚が整い、脳からの指令が届きやすくなる
ストレスなどで脳が緊張すると筋肉も緊張するそうです。 その他にも運動不足、睡眠不足、ストレス、デスクワーク、立ち仕事等で筋肉の緊張が強くなり、筋膜があちこちに引っ張られて固まる事で痛みが引き起こされてしまいます。 日々、自分の身体を自分でケアしていく事が大切ですね。 
  ストレッチや筋膜リリースで身体をリセットし、
  質の良い睡眠でしっかり回復すれば、翌日の元気が全然違います🙌

お勧めローラー
いろんなメーカーがありますが、私は TRIGGER POINT の純正をおすすめします。
直接身体に触れるものだからこそ、長く使える質の良いものを選びましょう。

⭐️今日の身体をリセットしていつまでも動ける身体を維持しましょう〜🎵⭐️
  最後までお読み下さり、ありがとうございます。
     🌸感謝🌸」
  
  
  
  
コメント