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家で過ごすという選択|在宅介護のプロが見てきた2つの実話

介護

家で過ごすという選択|在宅介護のプロが見てきた2つの実話

「このまま家での生活を続けたい」

在宅ケアマネとして7年、私が担当してきたご家族のほぼ全員が、そう願っていました。

でも現実は、体力の限界、認知症の進行、病気の悪化…。
「いつまで続けられるの?」と不安を抱えながら介護している方がほとんどです。

この記事では、私が実際に関わった2つのご家族の実話をお伝えします。
正解はひとつじゃない。でも、在宅介護を長く続けるためのヒントがきっと見つかります。

🌿 在宅介護に「正解」はない

介護の形は、ご家族の数だけあります。

一人暮らしで頑張るお年寄り、姉妹で交代しながら支えるご家族、高齢の夫婦が助け合う姿…。私はそのどれもを間近で見てきました。

大切なのは、本人とご家族が「気持ちよく、安心して、穏やかに」過ごせること。

Aさんに合ったやり方が、Bさんに合うとは限りません。
ケアマネになりたての頃、自分の価値観で進めてしまい、何度も失敗しました。
支援者が「良い」と思うことが、ご本人のベストではない——そんな現実を、身をもって経験してきました。

一番大切なのは「ご本人がどうしたいか」「ご家族がどうしたいか」、それだけです。

📖 実話① 認知症の夫を、妻と娘たちで支えた2年間

78歳の男性、奥様と二人暮らし。前立腺肥大で入院したことをきっかけに、私が担当することになりました。

自宅で穏やかに過ごす高齢夫婦

入院前から認知症の症状があり、ふらっと外出するご主人を小柄な奥様が追いかける日々。退院後も歩けてはいたものの、大きな声を出したり、入浴を拒否したり。

最初はデイサービスへの拒否が強く、通所できませんでした。訪問看護・訪問リハビリ・訪問診療を組み合わせ、なんとか在宅生活を続けていました。

しかし、少しずつ変化が生まれました。

根気強く関わり続けた結果、ご本人も徐々にデイサービスを受け入れるように。認知症対応のデイに通えるようになり、入浴もデイで済ませられるまでになりました。奥様にとって、その数時間は心からほっとできる大切な時間でした。

デイサービスで笑顔の高齢男性とスタッフ

しかし認知症の進行は早く、2年後にはついに歩けなくなりました。同時に奥様の膝も悪化。ショートステイを使いながら在宅を継続しましたが、後半はショート先で過ごす時間の方が長くなっていきました。

それでも、ご家族は最後まで「家でお父さんと過ごす時間」を大切にしました。

最終的には老人ホームへの入所を選びましたが、「やれるだけやった」という満足感と達成感がご家族の表情から伝わってきました。

💡 ポイント

  • 訪問看護・訪問リハビリ・ショートステイを組み合わせて在宅生活を延ばせます
  • 認知症対応のデイサービスを利用することで、介護者の休息時間が生まれます
  • 最初は拒否でも、諦めずに関わり続けることで受け入れてもらえることがあります

📖 実話② インスリンを自己注射しながら、85歳まで一人暮らしを続けた女性

重度の糖尿病で、1日4回インスリン注射が必要な85歳の女性。目もかなり見えにくくなっていましたが、長年の自己管理で注射も薬も自分でこなしていました。

食事は自由気まま。揚げ物、甘いもの、菓子パン——糖尿病に良くないものも遠慮なく召し上がっていました。ご家族も、お母さんが欲しがるものをそのまま差し入れ。

看護師からの食事指導は「馬耳東風」。

一人でガーデニングを楽しむ高齢女性

でも私は、これが間違いだとは思えませんでした。

85歳のその方が、残された人生をどう生きるか。それはその方自身が選ぶことです。

施設に入れば食生活は整い、体調も安定するでしょう。でも、自宅のような自由はなくなります。

娘さんを中心とした家族は、時にわがままなお母さんの声に耳を傾け、時に諭しながら「お母さんらしい生活」を支え続けました。体調を崩して入院するその日まで、自宅での生活を楽しんでいました。

💡 ポイント

  • 「正しい介護」より「その人らしい生活」を支えることが、在宅介護の本質です

🔑 在宅介護を長く続けるための3つのポイント

① 良いケアマネに出会う

これが最重要です。相性が合わなければ、変更してもOKです。地域包括支援センターに相談すれば、すぐに対応してもらえます。良いケアマネは介護保険サービスだけでなく、自費サービスも上手に提案してくれます。

② 介護保険の限界を知り、自費サービスを上手に使う

介護保険には細かい制約があります。でも自費サービスを使えば、介護保険ではカバーできない部分を補えます。

  • お墓参りへの外出同行
  • 好きな場所への旅行サポート
  • 気軽に話し相手になってもらう

「〇〇さんに会いたい」「温泉に行きたい」——そんな願いを叶えることが、ご本人の生きる力になります。

③ 介護者自身のリフレッシュも大切にする

介護しているご家族が疲弊しては、長続きしません。限界を感じる前に、ショートステイや訪問サービスを使って、介護者自身が休める時間を作ることが在宅介護を長く続ける秘訣です。

👉 施設入所を考え始めたら、こちらも参考にしてください

老人施設の入り方|ケアマネ歴15年が教える申し込みから入所まで

💚 自費サービスの活用なら「イチロウ」

介護保険では対応できない外出同行・話し相手・生活サポートなど、ご家族の「あったらいいな」を叶えてくれる自費サービスがあります。

地域によっていろいろなサービスがありますが、多地域にわたってフォローしている自費サービスに「イチロウ」があります。行きたかった場所への外出やもう一度田舎に帰りたいなどの利用者様の希望に答えてくれるサービスで、介護経験豊富なスタッフが希望を叶えるためにサポートしてくれます。気になった方は一度相談だけでもお勧めです。

桜の下を歩く高齢女性と娘

🌸 おわりに

「どう生きるか」は、本人が決めること。
たとえ配偶者でも、子どもでも、その人の人生を代わることはできません。

それは介護される側だけでなく、介護するご家族にも同じことが言えます。

無理せず、諦めず、使えるサービスを上手に組み合わせて。
人生は一度きり。後悔しない選択を、一緒に考えていきましょう。

🌸ここまで読んでくださってありがとうございます。
感じたことやご経験があれば、一番下のコメント欄から一言いただけたら嬉しいです🌸

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※本記事の一部はAIを活用して作成しています。

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